Interview
貝沼
施工管理
東京本社 工事部 副部長 1997年4月 新卒入社
高専卒 機械科出身
学生時代の部活:テニス

私がこの仕事を選んだ理由。

出身校である釧路高専では、毎年多くの卒業生が旭シンクロテックに入社していました。学校の先生からも「いい会社だよ」と聞かされていたし、仲の良かった友人の兄も働いていて、「この会社なら安心できるかな」と思ったのが入社のきっかけです。

もともとモノづくりに興味があって、子どもの頃から自転車を改造したり、バイクをいじったりしていました。当時は、施工管理の仕事がどういうものかよく分かっていませんでしたが、とにかく「現場に携われる」というところに魅力を感じていました。

実際入社してみると、学生気分じゃ通用しないなと痛感させられましたが、これまで長くやってこれたのは、いい仲間に恵まれたからだと思いますね。

会社の事業について。

当社は、配管工事に特化した建設設備事業で業界トップクラスの実績を誇ります。特に紙パルプ・製紙分野での配管工事は、設計・施工会社として大きなブランド力を持ち、業界でも確かな地位を築いています。また、水処理事業やごみ焼却施設、発電事業など多種多様な分野でその施工力を発揮しているので、景気に左右されにくく、安定した業績を維持できるのも特徴ですね。

他にも、医薬や半導体、リチウムイオン電池などの素材事業での技術力もあり、社会貢献を実感しやすいことも働く上でのモチベーションになっています。そして何より、いいお客様と技術力の高い協力会社に支えられていることが一番の強みだと思います。

これが私の仕事。

私は工事部の管理職として、部全体の管理やマネジメントを担っています。工事の受注に関していえば、見積り業務、原価検討、受注可否などの重要な判断を行います。

マネジメントに関しては、社員の育成教育、各現場の管理、安全面・品質面・勤怠面の管理指導など多岐に渡ります。事業戦略を立て、部全体にその戦略を浸透させるためには、ニュートラルな視点で部下たちとコミュニケーションを取ることが大切です。

お恥ずかしい話ですが、管理職になったばかりの頃はその視点が欠けていて、一方通行な指示によって上手く仕事が回らない時がありました。今では、社員一人ひとりの気持ちに立ち、成長を後押しできるように心がけています。

My Job

だからこの仕事が好き!

<入社3~4年のエピソード>
現場時代(施工管理)は、工事現場を自身の計画通りに完工させる達成感が大きなやりがいになっていました。これまで様々な工事を現場責任者として経験してきましたが、その中でも印象深い案件は、入社3~4年目くらいの時に担当した製紙工場の配管工事。この現場では「施工管理」だけでなく、「設計」も私が担当し、自分が設計した図面をもとに自分で工事を進行していくというチャレンジングな仕事でした。初めてのことばかりで大変でしたが、自分がイチからつくったものがこれから長く稼働すると思うと、完成した時は本当に感慨深い気持ちになったのを覚えています。この建物は20年以上経った今でもしっかり残っています。

<入社8~9年目のエピソード>
施工管理の魅力は、経験を積むことで自身の成長がわかりやすく見えること。1つ経験すると次はより大きな規模の現場を任され、経験を積むごとにハードルをクリアしていく感覚がとても面白いです。これまで経験した中で一番大きな案件は、入社8~9年目くらいの時に担当したケミカルプラントの新設工事。数十億円規模の大型建設で、この時は正直、食事の時間がないほど忙しかったのを覚えています。次から次へと電話が鳴り、本当に大変でしたが、色々なことを経験させてもらった仕事でした。自宅からも近い建物だったので、よく近くを通る時には娘に「これはお父さんが関わって作った建物だよ」と自慢してましたね。

<管理職になってからのエピソード>
現在は管理職なので、自分が現場で指揮をとることはなく、部下たちのフォローを行うことが中心になっています。これまでの経験や知識で部下の成長をフォローし、やる気を持ったいい人材が育っていくのを見るのが、一番の喜びになっています。当社での仕事は1つとして同じものはなく、だからこそこれまでの経験が大きな武器になります。東京オリンピックのカヌー競技で使うコースの施工に部下が関わった際も、非常に特殊な案件でしたが自身の経験を活かしてアドバイスができました。部下の頑張りもあり、無事予定通り完成を迎えることができ、テレビでオリンピックを観戦しながら「問題なく競技ができて良かったな」とホッとしましたね。

これまでのキャリア。
これから実現したいこと。

<これまでのキャリア>
1997年に入社

施工管理(12年)

徳島営業所・所長(9年)
愛媛営業所・所長(5年/徳島と兼任)

2018年 東京本社へ異動 工事部・部長

2020年 組織体制変更に伴い(工事部合併)工事部・副部長(現職)

<これまでのキャリア>
1997年に入社

施工管理(12年)

徳島営業所・所長(9年)
愛媛営業所・所長(5年/徳島と兼任)

2018年 東京本社へ異動 工事部・部長

2020年 組織体制変更に伴い(工事部合併)工事部・副部長(現職)

管理職として、事業の継続と発展、安定的な会社づくり、社員待遇の改善をどんどん推進していきたいです。やっぱり社員には「旭シンクロテックに入ってよかった」と思ってもらいたい。そのためにも、まずはしっかり業績を上げていくことが大切だと思っています。また、2016年に上場企業であるトーエネックグループの一員になったことで、福利厚生の充実度が年々高まっています。特に教育制度に関しては、研修体制や資格取得支援など拡充が進み、社員の成長を後押ししてくれています。働き方改革、福利厚生の充実、教育制度の拡充の結果、離職率も低くなってきていますし、今後はもっと「働きやすい会社」を目指していきたいと思っています。

Career

スキルアップについて。

当社では、国家資格や技能講習の取得、自社教育での特別教育資格の取得などライセンス取得に力を入れています。この業界では、資格を取ることで業務範囲が大きく広がります。資格取得を積極的に推進することで、若手を早期に責任者として起用したり、チャレンジングなプロジェクトに参画させることができ、若手の成長を促すことにつながります。また、資格取得は若手だけの制度ではありません。

実際に私も、管理職になった今でも資格取得に向けて勉強を続けています。つい先日も「溶接監理技術者1級」を取得。資格を持つことでお客様への信頼につながりますし、部下に対しての模範にもなると思っています。

働きやすい環境について。

入社当時と比べると、比較にならないくらい良い会社になっていると思いますね。特に2016年以降は、親会社であるトーエネックの影響で、制度・待遇の改革が急速に進んでいます。それも表面上の整備ではなくて、しっかり中身が伴った制度改革で、社員をケアする体制がきちんと整っていると感じています。

困った時に相談できる窓口があったり、成長をサポートする研修があったり、会社全体で社員をフォローする体制が築かれていったからこそ、離職率の低下につながったのだと思います。もちろんコンプライアンスに関してもしっかり整備されていて、企業としての安心感が増していると思います。

職場環境、人間関係
などの魅力。

役職・年齢関係なく社員同士の距離が近く、風通しが良い職場だと昔から思っています。10歳以上歳の離れた先輩にも気軽に話しかけられますし、新入社員が管理職や役員と飲みに行くことも珍しくないですね。

あと、社員の家族が会社に来やすいアットホーム感があるのも特徴のひとつ。奥さんと子どもが旦那の帰りを会社で待っていたり、子どもの夏休みの課題として会社見学をしていたり、家族が気軽に会社に来れるというのは、職場全体に温かい雰囲気があるからだと思っています。

また、お客様や協力会社とのつながりが深いのも魅力。半世紀以上お付き合いのある企業も多く、何でも率直に話しができるので、仕事もスムーズに進みやすいです。

Attractive
先輩からの
就職活動アドバイス
当社は20代の若手社員が早期に活躍できる良い職場だと思います。スキルやライセンスが早く習得でき、挑戦するフィールドもたくさん用意されている。プロジェクトごとに達成感があり、自身の成長を実感しやすいので、成長意欲の高い方にはピッタリの環境かと思います。

施工管理の仕事で一番大切なことは、コミュニケーション。お客様や協力会社といかに信頼関係を構築できるかが肝心です。一筋縄ではいかない大変な仕事ですが、興味がある方はぜひトライしてみてください。
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