社員インタビュー

 現場のみんなでひとつの巨大な建造物を創り出す K・K

東京本社 工事部 副部長
1997年4月 新卒入社
高専卒 機械工学科出身

私がこの会社を選んだ理由

私がこの会社を選んだのは、施工管理という仕事に興味があり、同じ学校の先輩方が多数入社していたからです。私が就職活動をしたのはもう25年以上前のことになりますが、当時は入社試験に加えて面談がありました。案内された部屋に入ると、そこには社長と専務2名、常務2名の計5名が。何も聞いていなかったので非常に緊張したのを覚えています。

いざ面談がスタートすると、スポーツのことやニュースのことなど、ほとんどが世間話。新参者の自分に対してフレンドリーに接していただき、すぐに緊張も解け、あっという間に時間が過ぎていきました。入社の入口時点で好感の持てたことで、この会社で頑張ろうという想いがいっそう高まりました。

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会社の事業優位性や商品力・
技術力・開発力
について。

当社は総合設備会社ではありますが、プラントの配管工事を得意としており、専門知識と豊富な経験で他社との差別化ができていると思います。製紙業界から始まり、バイオマス発電所・水処理施設・ごみ焼却工場・製薬工場・半導体関連と幅広い分野で配管工事に参加。そのなかで、施工図(設計図をもとに現場での施工内容を記載した実践的な図面)の作成~施工管理を当社が担当することが多いです。
また、企業理念として
・ソリューションカンパニーへの躍進をビジョンに
・お客さまの良きパートナーを目指して
・環境保全にも積極的に取り組み
・価値ある企業であり続ける
を掲げており、日ごろからお客さまに寄り添い丁寧にコミュニケーションをとるなど社員一人ひとりに理念が浸透していることがうかがえます。

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これが私の仕事

今は、管理職(工事部副部長)に就いています。施工管理業務を直接行うことはなく、部下が作成した施工計画の確認や施工管理へのアドバイス、施工の進捗状況の確認、受注前や受注後の原価確認といったメンバーフォローをマネージャーとともに行っています。「安全パトロール」という現場の安全性についてのチェック・指導をしたり、忙しい営業所の所長をフォローしたり。全国各地の現場や営業所に足を運ぶ機会も多々あります。
社内で実施している研修の講師も年に4回ほど担当しています。入社年数により定期的に行う年次研修や管理職への人材育成研修などで自分自身の経験から得たことなどを伝えています。

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この仕事が好きな理由

施工管理を担当していたころは、協力会社さんと一緒にさまざまなな建設工事を経て大きなプラントを造り上げることに大きな達成感と喜びを感じていました。経験を重ねるごとに自分自身の成長を実感できることも、施工管理の面白さだと思います。
現在は工事部の副部長というポジションになりました。「成長」の観点で言うと、自分自身よりも若手社員が成長する事に喜びを感じることが多いです。活き活きと施工管理に従事する姿を見たときや向上心を感じたとき、お客さまに「○○くん、すごく伸びてるよ」と名指しで褒められたときが何よりも嬉しいですね。
若いころから成長のチャンスがたくさんある会社です。最初のうちは大変なことも多いと思いますが、その分やりがいもたくさん実感できる環境だと思います。

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これから私がやりたいこと、
実現したいこと、夢など。

「建設業のDX化」に取り組んでいきたいと考えています。具体的に何をどうするかはまだ模索中ではありますが、図面が手書きからPCに・2Dから3Dに移り変わってきているように、さまざまな工程・シーンでデジタル化ができると考えています。

DX化については、仕事を省力化することはもちろんですが、仕事をもっと面白く感じてほしいという目的もあります。若手は上の世代に比べてITツールに馴染むのが早く、上手に使いこなします。例えば若手がExcelで便利なツールを作ったとしたら、それを本人だけに留めるのではなく社内に広めるのが私の役割。仕事はキツイものではなく、楽しくてやりがいのあるもの。そう言える環境を作っていくことで、会社の成長にもつながっていくと思います。

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スキルアップについて。

私は管理職のポジションにいますので、施工管理担当者がスキルアップできる環境を整えることに注力しています。新しいスキルが身につくプロジェクトに配置したり、資格取得のために休むときは代理を立てたり。会社としても、同じ資格を目指している社員に対して勉強会や模擬試験を行うなどのフォロー体制があります。

若手社員に資格取得を促すだけでは説得力がありませんので、私自身としても、新たな資格の取得を継続的に行うように心がけています。直近では溶接管理技術者1級を取得しました。

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会社の制度・待遇の充実度
について。

会社全体の業績の伸びに合わせて、基本給や賞与のベースが年々アップしています。さらに、昨年度には物価上昇に伴うインフラ手当も支給されました。そういった特別な手当が出るのは、経営基盤が整っているからこそだと思います。また、資格の取得については、個人のスキルアップだけでなく取得した際の一時金(お祝い金)や毎月の資格手当で収入にもしっかりと反映されます。DC制度(確定拠出年金制度)など、福利厚生の充実度も年を追うごとに増しています。

働き方改革には予てから取り組んでおり、業務のシェアや残業時間の削減に力を入れています。近年ではフレックスタイム制を導入したり、残業時間の目標を達成することで褒賞金を支給する取り組みも行っています。

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建設業で働く魅力

入社以来、100件以上の現場で施工管理を担当してきました。どの現場にも当てはまりますが、自社だけで完了することは決してありません。実作業を担当していただく協力会社さんを含め、現場のみんなでひとつの巨大な建造物やプラントを創り出す。その達成感ややりがいは、建設業ならでは・旭シンクロテックならではだと思います。

私が担当した中で心に残っているのは、大手製紙会社の案件です。プラントを3か所新設・1か所につき作業員約150名・トータルで3年弱かかった大型プロジェクトでした。自身が努力した“作品”として数十年単位で世の中に残るのは、誇りとなるのではないでしょうか。

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一緒に働く人たちはこんな人。

社内のスタッフは明るくて優しい人が多いです。部署の垣根はなく、風通しの良い会社と思います。社長・取締役・役員といった上層部も施工管理経験者が多数おり、新入社員までみんなフラットに気にかけて声をかけたりしています。相談やアドバイスをすることもありますよ。

協力会社さんとも、会社対会社・人対人でいい関係性を築けています。長年にわたって取引しており、毎年どこかの現場でご一緒させていただいている協力会社さんも多数。1年後に別の現場で再開することも珍しくありません。仕事終わりや案件の終了後に飲みに行ったり、休みの日に一緒にゴルフに行ったりするスタッフもいますよ。

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先輩からの就職活動アドバイス

当社の特徴は、若いうちから責任ある仕事を任せるなど成長できるチャンスがたくさんあること。スケールの大きな案件もたくさんあり、達成感・やりがいを強く感じられると思います。現場での実戦経験に加え、社内研修も随時実施。私を含め、講師陣が自らの経験や失敗談をしっかりと伝えています。

当社の主役・主力は20代です。みなさんが楽しく働けるような環境をつくっていきたいと思っています。一緒に仕事できることを楽しみにしています。

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