発想の転換でコスト削減(化学工場N社事例) | 事例紹介 | 旭シンクロテック株式会社 | 東京都港区 | 設備のソリューションカンパニー。蒸気設備、空調設備、配管設備、衛生設備、耐震診断、劣化診断、ステンレス床

トップ 事例紹介 空調効率/品質の最適化 発想の転換でコスト削減(化学工場N社事例)

発想の転換でコスト削減(化学工場N社事例)

これまでN社では、数ヶ月~半年に一度、製造工程の中で必要となる清浄度に応じて大型装置の移設や入れ替えを行っており、これには大変なコストと時間がかかっていました。

大掛かりな装置の移設をやめ、小型の組み立て式「クリーンブース」を必要に応じて設置するという発想の転換により、工期の短縮と移設工事にかかるコストの削減を実現しました。

お客様の課題:コストと手間がかかっていた従来の装置移設プロセス

N社の工場の研究室棟には、クリーンルームがクラスに応じて何室か設けられています。

クリーンルームの清浄度は、クラス10、クラス100、クラス1,000のように、1立方フィートあたりの空気中に粒径0.5マイクロメートル以上の塵埃がいくつあるかの数字で表されます。
(塵埃が100個ならクラス100、1,000個ならクラス1,000)。

これまでN社では、数ヶ月~半年に一度、製造工程の変更に伴う大型装置の移設や入れ替えを行っていました。たとえば、通常はクラス1,000のエリアに設置された装置で作業を行いますが、高清浄度の環境が必要となる別製品の製造工程では、その装置をクラス100のエリアへ移設します。
しかし、そのつど移設のスケジュールを組んで、装置周辺の配管や配線・動力などを接続し直すので、大変なコストと時間がかかっていました。

ソリューション:装置を動かさずクリーンルームを持ってくる

旭シンクロテックは、大掛かりな装置の移設をやめ、小型の組み立て式クリーンルーム「クリーンブース」を必要に応じて設置することをご提案。装置をすっぽり包み込むブースにより、クラス1,000のルーム内に置かれた装置を動かすことなく、クラス100の高清浄度空間を手軽に作り出せます。

クリーンブースの一例クリーンブースの一例
ご提案ポイント1:フレキシブルに対応できるクリーンブース

クリーンブースは、軽くて丈夫なアルミフレームなどにアクリルパネルをセットして、壁パネルや天井パネルなどを組み立てるシンプルな構造です。
各パネルは簡単なハメ込み式になっており、装置をすっぽりと覆う建屋をスピーディに構築できます。フレームには随所にパッキンを挟み込み、十分な気密性を確保。作業完了後は、解体して再利用もできます。
高清浄度対応で、オプションにて温度や湿度の柔軟な調整が可能な空調設備を付け加えることもできます。

ご提案ポイント2:必要な所だけ高清浄度を確保する省エネ設計

広いクリーンルームでは、部屋全体の空気の対流バランスにより実際の清浄度が確保できていない空間ができる可能性があります。
N社の場合、装置の周囲のみ高清浄度エリアを必要とするため、クリーンブースで覆われた部分のみクリーン度を上げることで、不必要な空調による電気使用量のムダを削減できます。
さらには、微細なほこりを取り除くフィルター類などの交換頻度を下げることも期待できます。

導入効果:従来の移設コストや手間の大幅削減を実現

クリーンブースのご提案により、N社では工期の短縮と移設工事にかかるコストの削減を実現。
今では各装置のレイアウトはそのままに、必要に応じてクリーンブースを設置することで、装置の移設計画や配置レイアウトの簡略化を実現しています。

これまでの手順と弊社ソリューションこれまでの手順と弊社ソリューション
関連するページ
関連キーワード